一歩一歩、着実な歩みを
学参デザイン・組版・図版クリエイター

文化祭シーズン到来

投稿日:

秋の風がようやく心地よくなってきた10月ですね。

まだ夏の気配が色濃く残っていた9月は、あちこちの学校で文化祭が開催されました。
公立中学校に通う娘も、この秋はいくつかの高校の文化祭に足を運びました。
親としては「高校見学も兼ねて」と思っているのですが、もしかするとそれは私の希望的観測かもしれません。
本人は純粋に「楽しそうだから行ってみたい」という気持ちだったようです。

実際に訪れてみると、学校ごとの個性がしっかりと感じられ、とても興味深いものでした。
どの学校にも「8番出口」といった流行を取り入れた展示があり、
一方で昔ながらのお化け屋敷は今も健在。時代が変わっても、
文化祭の楽しさは変わらないのだと感じました。

私立高校ではキッチンカーや食堂での販売があり、にぎやかで華やかな雰囲気。
都立高校では、生徒たちが自ら企画し、作り、販売まで行うスタイルが多く見られました。
値段設定や買い出し、準備など、生徒たちの工夫と努力が随所に感じられます。
実際に販売されているものを購入して食べてみると、どれも美味しくて、思わずいっぱい食べてしまいました。
きっと、生徒たちにとっても「自分たちの手で作り上げたものを誰かが喜んでくれる」という貴重な経験になっていることでしょう。

娘は美術部に興味があるため、各校の美術部を中心に見て回りました。
作品を真剣に見つめる姿は、少し大人びて見えます。
また、私立中高一貫校に通う友人に誘われ、その学校の文化祭にも友達同士で出かけていきました。
公立とはまた違った雰囲気を感じられたようで、帰宅後には楽しそうに話してくれました。
親としては、そうした新しい環境や価値観にふれることが、娘の世界を広げてくれるのだろうと嬉しく思います。

私も関心のある(実際に娘が通うことになるかもしれない)学校には一緒に行きましたが、
男子校や中高一貫校などは娘たちだけで行かせてみました。
少し心配でしたが、文化祭を通して娘なりに自立心が育っているのを感じました。
親子それぞれにとって、小さな成長のきっかけとなったように思います。

まだ中学1年生ですが、きっと高校進学までの時間はあっという間。
今年訪れられなかった学校には、また来年足を運んでみたいと思っています。
来年の文化祭では、娘がどんな視点で学校を見て、どんなことを感じるのか——その変化を楽しみにしています。

令和7年10月〈学参デザイン・組版・イラストのクリエイター〉
有限会社ジェット 廣田 知子

Top