一歩一歩、着実な歩みを
学参デザイン・組版・図版クリエイター

アブラゼミ

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今年の梅雨入りは6月14日ごろ、梅雨明けは6月28日ごろでした。
梅雨明けは記録的に早く、梅雨の期間は14日間と統計史上最も短い梅雨になりました。
5月は晴天が続きカラカラの状態で、
6月は梅雨とは思えないくらい気温の高い日が続き、水不足が心配でした。
7月になると戻り梅雨と言うのでしょうか、2週間あまり激しい雨が降り続き不安でした。

7月15日 ふっと、『アブラゼミが鳴かないね』と話題になりました。
そう言えば、いつも桜の木に無数のアブラゼミが止まり、
「ジージージリジリジリジリ」と賑やかなのですが・・・。

アブラゼミの抜け殻も多く見かけません。羽化の時期の大雨が原因なのか?
気になってネット『セミ 鳴かない』で調べてみると、
  短い梅雨と少雨が影響しているようです。
  セミの羽化には気温の上昇たけでなくまとまった雨が不可欠とあります。
  湿度が多い場所を好むアブラゼミはヒートアイランド現象で乾燥が進んだ、
  一部都市では生息数が減少しているそうです。まだ謎が多いようです。

7月24日 神社の参道でセミの鳴く声に気づきました。
なんだ安心した。ちょと気が急いていたのか、時期が早かったのか。
広島市郊外の会社に勤務している友人は、『ジャンジャン鳴いてるよ』と言い、
『でも、市民プールで羽化しないで死んでる幼虫がいっぱいだ』とも付け加えました。

羽化の時期に7月の大雨が重なったのでしょうか?
長年、地中で過ごし地上に出て羽化もできず
子孫繁栄の使命も果たせず死ぬのは哀れです。

いつもの春、いつもの梅雨、いつもの夏、いつもの秋、いつもの冬
が続いて欲しいと思います。

semi

写真がないので上記のイラストを描いたのですが、アブラゼミを見ないと東京事務所に伝えたら、近所の大きな公園で羽化している様子を見かけたと写真を撮ってくれました。孫も羽化したてのアブラゼミを見られたとのこと。貴重な瞬間を目撃できたことを嬉しく思います。
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令和4年8月
〈学参デザイン・組版・イラストのクリエイター〉
有限会社ジェット 廣田 久美子
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nihonchizu

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