一歩一歩、着実な歩みを
学参デザイン・組版・図版クリエイター

初夏、都会の野鳥達は賑やかです。

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広島出身の私は、東京はコンクリートジャングルというイメージでいました。
それは間違いではないかも知れません。
ですが、実際に東京で暮らし始めて早くも20年以上。
住宅地には程よい距離感に公園が点在し、緑も多いという印象です。

そして、私が住んでいる場所の近くには善福寺公園から続く善福寺川が流れており、毎日様々な野鳥を目にすることができます。
美しいカワセミ、首の長い青鷺、白鷺、泳ぎの名人のカワウ、お尻のかわいい鴨、鳩、そしてもちろんカラス。

5月、6月のこの時期は、かわいい鴨の親子にも出会うことができます。
子鴨は8羽ぐらいが親鳥の後を必死について回っている姿が可愛いのですが、見かける度に段々と数が減ってしまいます。頑張れ!生き残るんだ!といつも心の中で応援しています。

6月に撮影した可愛い鴨親子の映像、子鴨の泳ぐ速さに驚きます。
ずっと鳴き続ける鴨の映像、パートナーや子供を呼んでいるのでしょうか。

白鷺、青鷺は長い首、長い足で優雅に水辺を歩いて、水面から魚を狙っています。
そんなに魚がいるのかな?と疑問に思いますが、じっと見ていると、さっと頭を水中に差し込んで、
頭を上げた時にはクチバシに何かを捕まえているので、目が良いのかなと思っています。

優雅に歩く青鷺の映像、優雅な動き、私の副音声うるさめです。

そして、面白いなと思ったのはカワウです。
カワウは驚くほど泳ぎが上手で、何もいないのに水面が揺れているなと思うときは、
大抵カワウが達人技の素潜りをしてすごいスピードで水中を泳ぎまわっています。
さらに、よく目にするのが、カワウが微動だにせず、長い間、羽を広げている姿。
最初はたまたまかなと思ったのですが、あまりに見かけるので少し調べてみました。

鳥は油を塗って水をはじくようにしているけれども、 カワウの仲間の羽は水をはじかないらしいのです。 そのために水に入っても、浮力が少なくなって潜りやすいとのこと。 水中で泳いでいると羽がびっしょりぬれてしまうから、水から上がった時に乾かす必要があるんですって!! なるほど〜〜!!!
潜りやすさを優先した結果、よく見られる光景となったわけですね。

潜りの達人のカワウの映像羽を乾かすカワウの映像、羽を広げたカワウはなかなかの大きさで迫力があります。

東京といえど、自然にも多く触れることのできる緑の多い公園や、川がありがたいなと感じる今日この頃です。
善福寺公園は、現在睡蓮が見頃です。お近くにいらした際には、是非ご覧になってください。

2022-06-22 11.20.43

令和4年6月
〈学参デザイン・組版・イラストのクリエイター〉
有限会社ジェット 廣田 知子
ジェットのオリジナル開発教材を是非ご覧ください。

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