早めの夏休みを7月26日〜30日でいただきました。
夫の実家である福岡への帰省です。
東京〜福岡まで、電車も含めると約6時間超えの長旅です。
これまで、キャンプやちょっとした外出には一緒に行動していましたが、
新幹線を使うような本当の遠出の際にはペットホテルに預けていました。
でもやっぱり一緒にいたい。
パピー(子犬)だった愛犬も、2歳と8ヶ月。
随分と落ち着き、だいぶ聞き分けも良くなった(?)こともあり、勇気を振り絞り、
はじめて愛犬を連れて行くことにしました。
赤ちゃんだった娘を連れて帰省する際のような緊張感。
泣き続けたらどうしよう、ずっとゲージごと抱っこになったらどうしよう、
一緒に帰省するのは双方にとって正しい判断なのか、
寂しくてもやっぱりペットホテルに預けるべきだったか、
という不安も抱きながらの出発となりました。
事前準備としては、
・早朝出発。
・最寄り駅まで散歩、新幹線乗車前に外で散歩してからの乗車。
・かさばる荷物は先に郵送にて発送。
・いつでも抱っこや緊急事態に対応できるように手持ち荷物は最小限。
・犬用おやつは盛り沢山。
・まさかのために犬用オムツ持参。
結果。
うまくいきました。
愛犬、驚くほど良い子で、一回も鳴くこともなく往路ともに頑張ってくれました。
オムツも1枚も使用することなく済みました。
パピーの頃の泣き喚く、ところ構わず気に入ったものにマーキングする、噛んで家具を傷つける、等々の傍若無人な振る舞いは何処へ。
そうか、この子は子供だったんだなあ、そして、大人になったんだなあ。。と感じました。
娘が成長し、母親として手を出すことが少なくなってきた中で迎え入れた愛犬。
娘の分も担当しますとばかりに手がかかり、散歩にも時間を費やし、時には疲れ果ててきました。
育児書を読んでその通りにやってみて、でも結局うまくいかなくて、
その子をよく見て、愛情をかけるしかないんだなと気付かされたのも娘と同じでした。
そして娘と同様に、手をかけた分、可愛く大きく成長してくれていました。
ついつい今までの経験から、
まだ無理なんじゃないか、出来ないんじゃないか、と思いがちですが、
気づかない間に人も犬も成長しているんですね。
とても良い夏季休暇となりました。
今回の旅で、車やゲージで少し我慢していると楽しいことがある!と強く脳に刻まれた様子の愛犬。
これからまた一緒に遠出することが増えそうです。
皆様の夏季休暇はこれからでしょうか。
どうぞ良い夏季休暇をお迎えください。
そして、まだまだ暑い日が続きそうです。
ご自愛ください。
令和5年盛夏
〈学参デザイン・組版・イラストのクリエイター〉
有限会社ジェット 廣田 知子