春です。
卒業式の晴れやかな姿をあちらこちらで見かけました。
今日はエイプリルフール、そして入社式です。
次は入学式ですね。
今年の桜は早いかと思いましたが、冬の寒さにぶり返したりしたので、
ちょうど入学式に合わせるかのように咲くかもしれませんね。
卒業、入社、そして、入学、おめでとうございます。
娘の小学校入学式がもう6年も前になるのだなあと思い出されます。
なんと4月から最高学年の6年生になるのです。
早かったような、遅かったような。
やはり振り返ると早かったなあと思うのですが、
毎日はとにかく大変で、日々をこなす、という表現がぴったりだったかもしれません。
こなす日々の中で、私も段々といい加減になり、それを世間では良い加減と呼べるものなのかどうなのか。
かなりの疑問ではありますが、これで良いやっ!とやらなければまわらない日々であったことは確かと思います。
やらなくては良いことは捨て、
捨てられないものをやる、
という取捨選択。
その中で、そりゃそうなると思ったことの1つがおばさん化です。
当然ですが、娘の成長と共に、私はおばさんになりました。外も中も。
おばさんというのは、なるべくしてなるんですね。
ある日、ふと気づいたんです。
あれ?誰のためにコンタクト入れてお化粧をして見栄えの良い服に着替えているんだろうか。
今日は外出予定はないぞって。
眼鏡で良くないか、服もほぼ制服化で良くないかって。
1つ気づくと、誰も人のことは気にしてない、見てない見てないという気持ちに拍車がかかり、
見た目を良くする努力を捨て、その空いた時間を他に充てるようになりました。
そして図太く太く、外も中もおばさんが完成したのです。
おばさんの毎日は時々死んだ魚の目になりながらも楽しいは楽しいですね。
あ〜もう忙しいと毎日をこなすのも、娘に「もうおばさんなんだから〜」、と軽口を言われながら、
「あなたもいずれこうなるの、未来の姿よ」、喧嘩をするのも、
良い思い出になることと感じています。
が、今は、ああ、春休み。
学校のありがたみをひしひしと感じています。
仕事の合間に突如として話しかけられ、何度も繰り広げられる種が丸わかりのマジックショー。
反応が鈍いと自分の技の完成度はお構いなしに観客にブチ切れるマジシャン。
反応が良いと今度はわざとらしいとブチ切れるマジシャンに観客はなす術なし。
母の忙しさを緩和するための家のお手伝いは「やろうと思ってた」の言葉が花弁のように舞う。
そして光の速さでやってくるような気がする3度の食事。
早く来い来い恋しい新学期。
娘と私のスニーカー。ほぼサイズ変わらなくなりました。
そして身長差は5cm以上あるのに何故か股下は同じになりました。
次回、ジェットコラム予告、新人来たる!
令和6年4月〈学参デザイン・組版・イラストのクリエイター〉
有限会社ジェット 廣田知子