仕事や母の事、色々落ち着いたので、気分転換にバスツアーに出かけました。
梅雨のあいまの一日、奇跡的に晴天、31℃まで気温は上昇し真夏の様な日差し。
昨日まで雨だったのに… とてもラッキー。
ツアーは ①名勝 日本海の絶景!!ホルンフェルス大断崖(山口県)
⇒ ②ご当地ブランド 須佐男命イカ料理(山口県)
⇒ ③山陰の小京都深訪 津和野(島根県) のコースです。
広島市から安芸太田を北上し、島根県の匹見峡から益田市を通り、車窓から日本海を眺めながら
北浦街道を走り山口県へ、やっと須佐に着きました。
朝8:15に出発して11:20頃到着、3時間遠い!!
でも大断崖って、あれ? 観光案内の写真のではとても雄大なイメージなんだけど……。
案内人について小道を歩き、おそるおそる岩肌を下れば、高さ15m圧巻の景色が広がりました。
下から見上げると縞模様の岩肌が日本海の海や空に映えて自然の力強さが迫ります。
ホルンフェルスとはドイツ語で『角の岩』の意味。
1400万年前にマグマが造り出した自然の造形だそうです。
再びバスに乗り、今日一番のお目当て『須佐男命イカ料理』の昼食に須佐港に向かいました。
須佐でとれたケンサキイカを『須佐男命イカ』と呼び、地元ブランドとして売り出しています。
漁師民宿で料理と『須佐男命イカ』が一人に一杯、姿造りで運ばれてきました。
今が旬のイカは透き通って輝いていて、とても奇麗です。コリコリと硬いのかしらと思い、
少し口にすると柔らかく甘いので驚きました。上品な味なので地酒と一緒に頂きました。
とても贅沢な気分でした。
お腹も満たされ最後の目的地、バスは国道315を下り国道9を経由して津和野を目指しました。
約1時間で到着、90分の滞在予定です。現地案内人の方が、花菖蒲が咲き鯉が泳ぐ『掘割』や
『津和野カトリック教会』『殿町通り』など、巧みな話術で楽しませて下さいました。
でも、山手の『太鼓谷神社』や『城趾跡』は案内はないので途中失礼して、
太鼓谷神社にお参りすることにしました。
残り45分でしたが、急いで赤い鳥居の列をくぐり石段を登りお参りをしました。
町並みの穏やかさと赤い鳥居の対比や日本建築とゴシック建築の対比がありながら、
不思議と穏やかな調和がとても魅力的です。いつか白鷺舞いも一度、観に来たいと思います。
お土産は津和野銘菓の源氏巻を『太鼓谷神社』の近くの宗家で買いました。
他のお店はビニールパックなのですが、ここは竹の薄皮の包みです。他より安いのです。
実は津和野は今回3度目です。
20歳の頃 両親と30歳の頃家族と変わらない包みで源氏巻の名にぴったりです。
4回目いつの日か白鷺舞を観に来た時も、同じ包みであって欲しいと思つつ帰路につきました。
バスツアーは広島県のバス会社のご案内でした。
企画が非常によく錬られていて、お得感もたっぷりで、今や社員皆で利用しています。
良い提案には人が来る。企業努力の勉強になりました。
平成28年6月〈学参デザイン・組版・イラストのクリエイター〉
有限会社ジェット 廣田 久美子