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学参デザイン・組版・図版クリエイター

保育園卒園

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3月29日、娘の保育園の登園最終日でした。

卒園式は最終日から遡ること2週間、3月15日(金)でした。
保育園での日々が走馬灯のようにかけめぐって涙、涙の卒園式からの、
翌週月曜日からの普段通りの先生方との挨拶、送り迎え。
拍子抜けの照れ臭さを味わいつつの貴重な2週間が過ぎ、もう保育園には通えなくなりました。
娘の成長はとても嬉しいですが、保育園とのお別れはとても寂しいです。

先生方の変わらない「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」。
この日常にどれだけ助けられたことか。

産休育休明けの1〜2年は絶賛超絶イヤイヤ期&ワンオペレーションで、
仕事と家庭、育児の両立が本当に難しかったです。
良い加減、手の抜き方、息抜きの仕方が全くわからず、
全部完璧にやらなければ、出来るはずだ、と自身が知らない内につくりあげていた、
理想像とのあまりの違いを受け入れられずに必死になって息も絶え絶えでした。
毎日がとにかく大変で、苦しかった、という記憶があります。
この時期の保育園との連絡ノートは、
育児不安の思いの丈をノートの継ぎ足しをおこなってまで書き連ねていて、完全に情緒不安定です。
そんな未熟な母親に、物凄く丁寧に親身になって先生が返事を書いてくださっていて、
お迎えの際には笑顔で出迎えて相談にものってくださり、本当に救われました。

年中、年長を担任してくださった先生には同学年のお子さんがいらっしゃいました。
少し遅くなって慌てて迎えに行った時、
いつも笑顔で出迎えてくれる先生にも同じようにお子さんがいて、
娘と同じように、時計を確認しながら先生を待っているんだなあと感じていました。

「仕事なんだから当たり前」とは思えません。
先生自身が我が子をこう育てたいと願うような保育をしてくださったと感じ、
未熟で一杯一杯な親(私)が自滅してしまわないように、
「大丈夫ですよ」「大丈夫ですよ」といつも、何度も声をかけてくださいました。

どうにかこうにか、何とかここまで来れたのは、もう完全に保育園の先生方のお陰です。
私自身、自信もつき、娘も自信を持てたと思います。
信じてもらえること。
待っててもらえること。
それが力になっていく。大切なことを教えていただきました。

4月8日には、小学校の入学式です。
新生活には不安もありますが、
保育園で培った自信を胸に、親子共々頑張りたいと思います。

201900404

保育園との連絡帳。
見返すと恥ずかしいのだけれど、大切な思い出です。


〈学参デザイン・組版・イラストのクリエイター〉 有限会社ジェット 廣田知子

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